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基礎知識
−分類 III-5:学卒無業者
学卒無業者は、学校卒業時の進路が定まっていない人のことを言い、文部科学省の「学校基本調査」では大学・短大卒業者の場合「進学も就職もしていない者」として集計されてきました。この区分に入る人の数が卒業者全体に占める比率(学卒無業者比率)は、1990年代初めには大学、短大とも数%でしたが、2003年には2割前後の比率となりました。
特に、最近は男子の無業者比率が急速に上昇し、ほぼ男女差がなくなっており、これを反映して、2001年以降大卒者の無業者比率が短大卒者を上回るようになっています。
2004年の学校基本調査より、従来この「進学・就職以外」という区分に含まれていた「専修学校・外国の学校等入学者」が区分して集計されるようになりました。この専修学校等入学者の数は2004年(速報値)で大学卒業者が1万2千人、短大卒業者が3千人であり、これらを除く「進学も就職もしていない者」は、大学で11万人、卒業者全体に占める比率が20.0%(前年と同じ区分の集計では12万2千人、22.3%)、短大で1万8千人、15.8%(同じく2万1千人、18.4%)となっています。
高卒者の場合、就職者・進学者以外(進路未定であることが明らかな者のほか家事手伝い、外国の大学等への進学者を含む)の数は2004年(速報値)に11万9千人となっています(この人数には、いわゆる大学浪人中の人の一部が含まれます)。
2004年の学校基本調査から、このうち「一時的な仕事に就いた者」(臨時的な収入を目的とする仕事に就いた者(アルバイト、パート等))が区別して集計されるようになりました。この数は2004年(速報値)に2万7千人、卒業者に占める割合は2.2%です。これを除く就職者・進学者以外の数は9万3千人(7.5%)となります。
学卒無業者で引き続き求職活動をする場合、総務省の「労働力調査」では、求職理由が「学卒未就職」である失業者に含まれることになります。2004年4月の労働力調査では学卒未就職者の数は26万人となっています。 |
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